2018年3月30日

3月10日(土)浜北文化センターで「ひきこもりの長期化から考えるライフプラン」セミナー講師をしました

FPセミナー引きこもり

 

浜松市主催で、浜松市ひきこもり地域支援センターの啓発事業の一環でお声がけ頂きました。

310日(土)浜北文化センター会議室にて「ひきこもりの長期化から考えるライフプラン」という題目でセミナーの講師をさせていただくことに。(詳細は→http://npo-e-jan.com/kodama/post/748/)

毎年この啓発事業には多くの市民の方、支援者から申込があるそうで、今回も関係者も併せて115名が参加されました。

 

浜松ファイナンシャルプランナーセミナー引きこもり

会場いっぱいに埋まった様子から、この問題には非常に関心が高いことを実感しました。

ひきこもりの家族を持たれている家庭は、全世帯の0.5%程度と推測されているそうです。

0.5%というと少ない気がしますが、浜松市だけでも1600世帯以上になる計算ですので、表面化していない部分も鑑みると相当な数字です。

ファイナンシャルプランナーとしてお話するには難しいテーマかと思いましたが、主にライフプランを考える時の手法について、ひきこもりのご家族がいるご家庭向けにアレンジしてお伝えしました。

ライフプランニングの第一歩は現状と向き合うことです。

会場にはこの問題に該当されるご家族以外にも、多くの支援者の方もいらっしゃいましたが、ワークシートを使って皆さんのライフイベント表を作成していただきました。

ご家族ごとに環境も事情も大きく異なると思われますので、まずは問題を客観的に捉えていただきたかったのです。

その上でどのような対策を立てていくか、この順番はひきこもりなどの問題が無い一般のご家庭でも同じです。

今回、ひきこもりサポートセンターの方と打ち合わせしたり、問題に取り組まれている方々とお話しさせて頂く期待に恵まれ、FPとして当たり前なこともしっかりお伝えできれば多くの方のお役に立てる可能性があることを実感しました。

セミナーのご参加を頂いた方から、下記のようなアンケートをいただきました。

3549才女性 福祉関係者

 未来予想部とてもイメージしやすかったです。目に見える形になることで、これからそうしていくのか、何がおこるのか考えることができました。

65才以上女性 民生委員

 「決算シート」「未来予想図」の記入方法、わかりやいやすい説明でためになりました。

65才以上女性 家族

 未来予想図を参考にまだできることがあると思うので、あきらめないで向き合っていこうと思います。

3549才女性 家族

 家族の年齢やライフイベントを表に書き入れることによって、いつ頃何が起こるのでそれまでに何の準備をすればいいの分かっていいと思いました。

最後に、このような機会をいただきました「ひきこもりサポートセンターこだま」のスタッフの皆様、浜松市精神保健福祉センターさま及び関係者の皆様に御礼申し上げます。

家計のサポートセンターでは各種セミナー、講演の依頼も承っております。

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