お金コラム・・・空前の大バーゲンセール開催中?
コロナショックで景気は停滞ムード。
自宅待機でどこにも外出できず、
なすすべなし!
と諦めていませんか?
こんな時勢の中、したたかに行動を起こしている人が
実は増えているようです。
日本経済新聞の記事によると、
2月頃からインターネット証券会社の口座開設が増え始め、
口座数がSBI証券で500万件、
楽天証券でも400万件を突破したそうです。
新規開設の7〜8割は
初めて投資をしたいという初心者だそうです。
株価が暴落している今から投資?
と思われるかもしれません。
不謹慎な言い方かもしれませんが、
株価が下がっている今は「一大バーゲンセール」
とも考えられるんです。
でも、もっともっと相場が下がるかもしれませんよね。
そう思うと踏み切れないかというと、
そうとばかりは限りません。
今から投資を始めるのにオススメなのは・・・
それはズバリ、積立投資です。
相場が上がっても下がっても、
毎月決まった日に決まった金額を買い付けていく
もっとも有名な投資法です。
時間を分散することで値下がりリスクを下げ
安定的に資産を増やしていく方法です。
過去に株価が大きく値下がりしたというと
リーマンショックが思い浮かびますが、
2006年から2016年の10年間、
毎月1万円を日経平均株価連動型のファンドに
積立投資を行った人は、
資産を120万円から190万円に増やしました。
なんと63%も資産を増やしたのです。
積立投資だと、相場が下がった時(バーゲンセール)に
たくさんの口数を仕入れることになるので、
将来相場が上がったときにはしっかりと利益確保できるのです。
この方法であれば、相場が下がる局面でも
安心してスタートが切れます。
と言うか、
この理論を知っている人は相場が下がっている局面のほうが
スタートしやすいと考えるでしょう。
それが証券口座の開設数増加につながっていると思われます。
したたかですね。
具体的には、
つみたてNISAやiDeCoを活用するのがいいと思います。
証券会社に口座を開いたり入出金の手間などが大変、
という人は生命保険会社の変額保険でもいいでしょう。
いずれも自動的に積立投資となりますし、
税金の優遇なども受けられます。
特にiDeCoや変額保険は運用商品が
積立投資に向いたものに絞り込まれているので
「何を選んだらいいか分からない」
という人にも向いています。
お金の動きが後手後手にまわっていつも苦しい、
という家計と
リスクもしっかり理解してアクションを起こせる、
という家計では、
経済の大きな波が起こるたびにどんどん差が開いていきそうです。
格差社会という言葉もありますが、
行動した結果の当然の差
ということもあるかもしれません。
あなたはこの局面、どんなアクションを起こしますか?
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